シリアで爆発相次ぐ“155人”死亡
シリア国内では21日、アサド政権支持者が多い地域で大規模な爆弾攻撃が相次ぎ、合わせて少なくとも155人が死亡した。
イギリスに拠点を置くシリア人権監視団によると、首都・ダマスカス近郊では4回の爆発が発生し、少なくとも96人が死亡し、中部・ホムスでも2台の自動車爆弾が爆発し、少なくとも59人が死亡した。いずれも事件後、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
国際社会の間で政権側と反体制派側の停戦に向けた調整が進む中、ゆさぶりをかける狙いがあるものとみられる。