超大型サイクロン直撃 フィジーで5人死亡
日本人にも人気の観光地として知られる南太平洋の島国フィジーを20日、超大型のサイクロンが直撃した。強風や洪水などによる大きな被害が出ており、少なくとも5人が死亡した。
ロイター通信によると、超大型のサイクロンは20日、フィジーを直撃、最大瞬間風速は90メートル以上に達し、広い範囲で家屋が倒壊したほか、洪水が発生するなどし、少なくとも5人が死亡した。
現地でダイビングショップを経営する日本人「木が倒れて電線が切れて、電気はきのうの夜から切れたまま。(別の地域では)家が完全になくなった。家が飛んで、屋根が飛んで」
外務省によると、これまでに日本人の被害の情報は入っていない。
フィジーには300以上の島があり、通信が遮断されている場所もあることから、フィジー政府は非常事態を宣言し、被害の全容の把握を急いでいる。