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小保方氏を参考人聴取 ES細胞窃盗告発

2016年2月18日 11:47
小保方氏を参考人聴取 ES細胞窃盗告発

 STAP細胞の論文問題を巡り、「何者かが別の万能細胞・ES細胞を盗んだ疑いがある」とする告発を受け、兵庫県警が小保方晴子元研究員から参考人として事情を聞いていたことがわかった。

 捜査関係者などによると、理化学研究所の小保方元研究員は、17日までに弁護士立ち会いのもと、兵庫県警による任意の事情聴取を受けたという。

 STAP細胞の論文不正問題を巡っては、理化学研究所に所属していた元研究員が「何者かが万能細胞の一種・ES細胞を盗んだ疑いがある」として告発し、去年5月、警察が受理していた。告発状では、小保方元研究員が使っていた冷凍庫から、別の研究員が作ったES細胞が複数見つかったとされている。

 理研の調査委員会は、STAP細胞はES細胞が混入した疑いが強いと結論づけている。