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米国務省 アサド政権とロシアを非難

2016年2月16日 15:08
米国務省 アサド政権とロシアを非難

 国連は15日、内戦が続くシリア北部で学校や病院が攻撃を受け、市民ら約50人が死亡したと発表した。

 アメリカ国務省は15日、声明を発表し、空爆がどの勢力によるものか明示していないが、関係国が11日に「市民を守る」目的で1週間以内に戦闘停止させることで合意したことに真っ向から反するとして、アサド政権を強く非難している。さらに、その後ろ盾であるロシアについても、「アサド政権の残虐行為を止めさせる意志と能力に疑問を投げかける」と、非難した。

 その上で声明は、すべての当事者に市民への攻撃をやめ、停戦のための迅速な措置をとるよう求めている。