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日経平均 1年4か月ぶり1万5千円割れ

2016年2月12日 10:25
日経平均 1年4か月ぶり1万5千円割れ

 株価が1年4か月ぶりに一時、1万5000円を割り込んだ。

 12日朝の日経平均株価は、全面安の展開ではじまり、午前9時すぎ、取引時間中としては約1年4か月ぶりに1万5000円を割り込んだ。

 要因の一つに急速な円高の進行が挙げられる。アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のイエレン議長が海外の経済の動向がアメリカ経済のリスクになっているとの認識を示したことで、アメリカ経済への先行きが不安視され、ドルを売って円を買う動きが強まった。

 円相場は12日朝、一時1ドル=111円台をつけた。世界経済への先行きへの不安が広がっている。