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メガバンク3行“定期預金”金利引き下げへ

2016年2月5日 23:50

 金融機関の金利の引き下げが相次いでいる。メガバンク3行は、満期が2年から10年の定期預金の金利を引き下げると発表した。

 三井住友銀行は、満期が2年から10年の定期預金の金利をこれまでは年数や金額に応じて0.030%から0.150%としていたが、0.025%から0.075%に引き下げる。

 また三菱東京UFJ銀行は、これまで0.030%から0.135%としていたが、0.025%から0.075%に引き下げる。

 みずほ銀行も満期が2年から10年の大口の定期預金などの金利を中心に引き下げた。

 3行とも今月8日から引き下げる。

 先週、日本銀行がマイナス金利の導入を発表したことから10年もの国債の利回りが過去最低を更新するなど、影響が広がっていた。こうした流れを受けてすでに、りそな銀行なども定期預金の金利を引き下げており、今後も日銀の政策による余波が続きそうだ。