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米大統領選候補者選び 両党とも候補者撤退

2016年2月4日 13:21
米大統領選候補者選び 両党とも候補者撤退

 アメリカ大統領選挙の候補者レースで、初戦のアイオワ州での予備選挙の結果を受けて、民主党、共和党とも支持率の低迷する候補が次々と選挙戦から撤退している。

 共和党は不動産王のトランプ氏など最大で17人もの候補が乱立する異例の展開だったが、1日のアイオワ州での予備選挙の結果を受けて、ポール氏、ハッカビー氏、サントラム氏の3人が選挙戦を取りやめ、残るは9人となった。

 共和党・ポール氏「本日大統領選から撤退するが、自由のために戦い続ける」

 民主党は、先の予備選挙でクリントン前国務長官とサンダース上院議員の互角の戦いが繰り広げられ、3番手だったオマリー前メリーランド州知事が撤退した。

 大統領選の候補者レースでは支持率が低迷する候補は選挙資金も先細り、勝つ見込みがないと判断して順次撤退していく。

 次の予備選挙は9日にニューハンプシャー州で行われる。