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タイ南部で金属片 日本製ロケットの一部か

2016年1月26日 18:39
タイ南部で金属片 日本製ロケットの一部か

 タイ南部で先週、巨大な金属片が見つかり、当初消息を絶った航空機の残骸ではないかとの臆測があったが、日本製のロケットの一部である可能性が高いことが分かった。

 タイ南部の海岸で23日、幅2メートル、長さが3メートルある金属片が発見された。地元メディアなどで、2014年に消息を絶ったマレーシア航空機の残骸ではないかとの臆測が広がったが、マレーシアの運輸相は26日、「部品の製造番号を照合した結果、機体の残骸ではなかった」と発表した。

 こうした中、日本の三菱重工業などが「形状や確認できる番号などから、過去に種子島から打ち上げたロケットの一部で、打ち上げ後に海に落下したロケットの先端部分である可能性が高い」と話した。

 タイ当局は、この物体が何か確認を進めている。