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甘利氏進退が焦点 首相、調査にらみ判断

2016年1月25日 19:02
甘利氏進退が焦点 首相、調査にらみ判断

 金銭授受の疑惑が浮上している甘利経済再生担当相の進退が焦点となってきた。安倍首相は甘利経済再生相の調査をにらみながら判断する考え。

 甘利経済再生相は、首相官邸で産業競争力会議に出席。政権の大黒柱の一人なだけに、続投で乗り切りたい安倍首相だが、甘利経済再生相の調査の経過もにらみながら進退を判断する方針。

 甘利経済再生相は25日昼前、産業競争力会議の打ちあわせとして安倍首相と会談した。会談は予定を上回る50分ほどに及んだが、甘利経済再生相は無言で官邸を後にした。

 ある官邸関係者は「問題は秘書だ」と話し、甘利経済再生相は業者の要求や金銭の授受について知らなかったと強調している。しかし、政府高官の一人は、「甘利大臣の監督責任ということになるんだろう」として、いずれにせよ批判は免れないとの見方を示している。

 また、甘利経済再生相が自ら金銭を受け取ったかどうか「記憶が曖昧だ」としていることから、その事実関係も焦点。政府・与党としては、日程の厳しいこの通常国会で国会審議の遅れは避けなければならない。

 甘利経済再生相がどう説明できるのかを見極めながら、安倍首相は難しい判断が迫られる。