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矢を放ち一年占う…家康ゆかりの神社で神事

2016年1月21日 15:12
矢を放ち一年占う…家康ゆかりの神社で神事

 愛知県岡崎市の神社で21日、弓矢を放ち的が割れた数で今年を占う伝統的な神事「武者的神事」が行われた。

 徳川家康が大きな戦の前には必ず参拝したと言われる伊賀八幡宮。毎年、大寒の日にこの神事が行われてきた。今年、射手を務めたのは小野浩紀さん(21)で4回目となる。

 弓で矢を放ち、ヒノキの的に当たるか当たらないか、また、的の割れた数などでその年の農作物の出来などを占うが、この日の矢は2本とも外れた。「2本とも外れ」は、今年は「米の出来は上」、「天候や商業は中」を意味するという。