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東京・亀戸“B級グルメの街”になったワケ

2016年1月21日 14:05
東京・亀戸“B級グルメの街”になったワケ

 センター試験も終わり、まさに受験シーズン真っ只中!ということで、今回は受験生が集まる東京・亀戸を訪れました。学問の神様として親しまれている「亀戸天神」が有名ですが、実は「B級グルメ」の街でもあるんです。

■B級グルメの宝庫「亀戸」

 菅原道真公をまつる亀戸天神社。ここを訪れるのは、天神さまに合格を祈願する多くの受験生です。そしてもうひとつ、亀戸を訪れる人たちの目的は名物のB級グルメ。連日行列の絶えない「亀戸ホルモン」や、飲み物以外はギョーザのみという人気の「亀戸餃子」など、有名なB級グルメの店がたくさん。さっそく調査してみました。

■とんかつの中にポテトサラダ

 まず、目にとまったのは、洋食中華「エチゴヤ」というお店。店の名前は和風で古風な響きなのに、なぜ洋食中華の文字なんでしょうか。店内でお客さんが食べているのは、とんかつやコロッケに見えますが―

 店主「お待たせしました。ポテトサラダ入りとんかつです」

 なんでトンカツにポテトサラダが?でも、コレがこの店の看板メニューだといいます。いただいてみると―

 内田キャスター「ポテトサラダの味もしっかりついていて、ふわっとした食感なので、サクッとした衣とすごく相性が良いですね」

 店主「肉を薄くしているところがミソなんです」

 ポテトサラダは、フワッとした食感にするため、薄く切った豚肉で包むのがポイント。元々は洋食メニューの付け合わせだったポテトサラダを試しにトンカツに入れてみたところ、たちまち人気メニューになったそう。

■亀戸にB級グルメが定着したワケ

 なぜ亀戸がB級グルメの街になったのでしょう。「亀戸餃子」の店主に、そのワケを聞いてみると―

 店長「昔やっぱりこの辺は大きな会社が、日立とか精工舎の方が多くて、安くておいしいものが多い」

 実は亀戸は、高度成長期に工場で働く人たちでにぎわった街。多くの労働者の食欲を満たす、安くておいしいB級グルメが定着し、今に至るんだそう。

■レモンたっぷりの名物ラーメン

 5年前にオープンした比較的新しいラーメン店でも、お客さんのお目当てはB級グルメ。ちょっと変わった「レモンラーメン」です。驚いたことにレモン以外には、チャーシューもメンマもありません。そのお味は―

 内田キャスター「うん!このレモンの爽やかさがかなり利くんじゃないかなと思いきや、すごくちょうど良い爽やかさですね。新しい感覚のおいしさですね」

詳細情報はOha!4ホームページをご覧下さい
http://www.ntv.co.jp/oha4/research/75491.html