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横流し問題 イオンの煮物など7品目も

2016年1月20日 22:36
横流し問題 イオンの煮物など7品目も

 廃棄されるはずの壱番屋のカツが横流しされた問題で、イオンの商品など新たに7品目が横流しをうけていた岐阜県の食品会社から見つかったことがわかった。

 この問題をめぐっては、愛知県の産廃業者「ダイコー」が、岐阜県の「みのりフーズ」に廃棄されるはずの冷凍カツなどを横流ししていたことがわかっている。

 岐阜県はこれまでの調査で、壱番屋の製品以外に108品目が「みのりフーズ」で見つかったことを明らかにしているが、20日、そのなかにイオンの「チーズの出るソーセージ」や「たけのこ土佐煮」が含まれていたと発表した。

 この日明らかになった7品目はいずれも賞味期限が切れたり、包装が破れたりして、「ダイコー」が廃棄物として処理を依頼されたものだった。

 岐阜県はみのりフーズの実質的経営者に入手の経路などを聞く一方、製品が保管されていた企業に対し、他にもダイコーに処理の依頼をした食品がないか、確認を進めることにしている。