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路上停止中の貸し切りバスを抜き打ち監査へ

2016年1月19日 13:36
路上停止中の貸し切りバスを抜き打ち監査へ

 長野県軽井沢町で起きたバス事故で、バスの運行で違反行為が次々と明らかになっていることから、国土交通省は、ほかの貸し切りバス会社に対して緊急の監査を「抜き打ち」で行うことを決めた。

 石井国交相「貸し切りバスを対象とした緊急の監査を実施し、法令順守の状況を確認いたします」

 国交省は、路上に止まっている出発前の貸し切りバスに抜き打ちで立ち入る街頭監査を今週から行い、細かいルートなどを記載した運行指示書があるかなどを確認する。

 また、過去に行政処分を受けた会社などを中心に、全国の約100社について集中的に抜き打ちで監査を行う。会社側が運転手の健康診断を実施しているか、国の基準を下回る運賃で運行を受注していないかなどを確認するもので、スキーシーズン最盛期の3月中旬までに行いたいとしている。

 さらに、旅行会社に対しても、違法に安い運賃を貸し切りバス会社に提示していないかなどを調べる抜き打ちの立ち入り検査を行う。

 これらに加え、国交省は事故の再発防止のため、今月中にも有識者による検討委員会を立ち上げる方針。

 また、厚生労働省も貸し切りバス会社に対し、違法な労働が行われていないかなどについて、抜き打ちで調査することにしている。