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現場から複数の不発弾 ジャカルタのテロ

2016年1月16日 18:19
現場から複数の不発弾 ジャカルタのテロ

 20人以上が死傷したインドネシア・ジャカルタのテロ事件で、現場から複数の不発弾がみつかっていたことがわかった。

 事件では実行犯ら5人も自爆するなどして死亡しているが、警察によると、当時、手製爆弾などで少なくとも7回の爆発があったという。また現場からは銃やナイフのほか、複数の不発弾がみつかったという。

 事件はシリアに滞在し、過激派組織「イスラム国」に参加するインドネシア人の男が首謀したとみられているが、地元メディアはこの男が、去年11月にパリで起きたテロの実行犯らを称賛していたと伝えた。

 警察は、犯行グループが複数の場所でほぼ同時に爆弾を爆発させるなどしたパリの事件の手口をまね、被害の拡大を狙ったとみて調べている。