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岩手・大船渡 小正月の伝統行事「スネカ」

2016年1月16日 12:27
岩手・大船渡 小正月の伝統行事「スネカ」

 岩手県大船渡市の吉浜地区では鬼のようなお面をつけた人たちが家々を回る小正月の伝統行事「スネカ」が15日夜に行われた。

 国の重要無形民俗文化財に指定されている「吉浜のスネカ」は子どもたちの健やかな成長を願い、毎年1月15日に行われている。

 スネカに扮(ふん)したのは、中学生を含む保存会のメンバー24人で、日が暮れた午後5時すぎから、地域の家々約350軒を回った。

 岡崎充男さんのお宅では、夕飯中に突然スネカが訪れ、0歳から3歳までの孫と親せきの男の子4人が、恐ろしい形相で迫るスネカに驚きながら「家の人の言うことを聞く」と約束していた。