１２日朝、東京では「初雪」を観測した。一方、北海道の内陸部では、この冬、全国で最も厳しい冷え込みとなっている。

　暖かさが続いていた東京だが、１２日明け方に雪がちらつき、平年より９日遅い「初雪」を観測した。横浜でも平年より５日遅く、初雪を観測している。

　積もることはないが、関東南部では、夜にかけて、雪のちらつく所がありそうだ。

　一方、強い寒気に覆われた北海道は、氷点下２０℃を下回る非常に厳しい寒さになっている。陸別では氷点下２３．９℃を記録し、この冬、全国で最も厳しい冷え込みとなった。

　その他、釧路で氷点下１４．８℃、仙台でも氷点下２．７℃と、この冬一番の冷え込みになっている。

　日中も北日本や東日本を中心に、この冬最も厳しい寒さとなり、予想最高気温は、札幌で氷点下５℃、秋田や盛岡で０℃、東京都心や金沢で５℃など、いずれも今年一番の寒さになる予想。