脱走騒ぎマレーグマ 8か月ぶり外遊び解禁
去年5月に壁を登って脱走しようとした東山動植物園(愛知県名古屋市)の雄の3歳のマレーグマ「マーチン」が8日、8か月ぶりに外に出された。
8日午前10時、屋内の柵が開けられ、マーチンは外の運動場に出て行った。
マーチンは去年5月、屋外の運動場にある壁を登り、クマ舎の外に脱走しようとする騒ぎを起こした。このため、東山動植物園はクマ舎の壁にあった突起物を削り取って滑らかにしたり、電気柵を延長したりして登りにくくする改修を行い、8か月ぶりに外に出した。
飼育担当者によると、マーチンは落ち着いた様子だという。