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仏・風刺新聞社襲撃から1年 特別号発行

2016年1月7日 15:01
仏・風刺新聞社襲撃から1年 特別号発行

 12人が死亡したフランスの風刺新聞社「シャルリ・エブド」の襲撃事件から7日で1年になる。それに合わせて6日、特別号が発行された。

 特別号の表紙には血のついた服を着て自動小銃を持った長いひげの男性が描かれ、「暗殺者は今も逃走中」というタイトルがついている。この風刺画を描いたのは、自身も事件で重傷を負った編集長。

 地元メディアによると、表紙の「男性」は、特定の宗教ではない「神」を表し、宗教をめぐってテロが相次ぐ世の中を表現したという。

 また編集長は紙面で「私たちの死を望む人々をここまで打ちのめしたいと思ったことはなかった」とその怒りをつづっているという。この特別号は国内外に向けて100万部が刷られたという。