韓国の気象庁によると、北朝鮮で人工的とみられる揺れが感知された。韓国政府は、北朝鮮が４回目となる核実験を行った可能性が高いとみて確認を進めている。

　韓国の気象庁によると、６日午前１０時３０分ごろ、北朝鮮の北東部でマグニチュード４．２の地震があった。地震があったのは核実験場がある豊渓里周辺で韓国の気象庁は、「揺れは人工的なものと推定され、核実験が行われた可能性が高い」とみて分析している。

　韓国大統領府は正午から緊急会議を開き、確認と分析を急ぐ方針。北朝鮮が核実験に踏み切ったとすれば、２０１３年２月以来、４回目となる。

　アメリカ政府は正式な反応を出しておらず、ＮＳＣ（＝国家安全保障会議）はＮＮＮの取材に対し「情報を確認中だ」と答えるにとどまっている。