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厳重な警戒態勢…パリの年越しイベント

2016年1月1日 13:19
厳重な警戒態勢…パリの年越しイベント

 去年、新聞社襲撃事件や同時多発テロが起きたフランス・パリでは、厳重な警戒態勢の中で新年を迎えた。現地から小島康裕記者が報告する。

 パリの年越しイベントは、目抜き通りのシャンゼリゼ通りで行われた。大規模なショーや花火はなかったが、光と音の演出に市民や観光客が集まった。

 去年、パリは1月に新聞社「シャルリ・エブド」の襲撃事件が発生。同じ年の11月に同時多発テロにも見舞われ、「テロとの戦い」を日々、意識せざるを得ない状況が続いている。

 今回、シャンゼリゼ通りには例年よりも多い警察官1700人が動員されたのをはじめ、フランス全土では10万人の警察官がテロの警戒にあたった。

 現在もフランス国内には非常事態宣言が出されていて、デモや集会は禁止されているが、パリ市はテロに屈しない姿勢を示すために特別にイベントの実施に踏み切ったという。

 オランド大統領は大みそかの声明で、「テロはまだ終わっていない」と述べ、国民の安全を守ることを最優先とすると訴えた。

 フランスは今年も、日常を取り戻すために厳しい現実と向き合っていくこととなる。