観覧車の扉開く 乗客からの電話で発覚
埼玉県所沢市の「西武園ゆうえんち」の大観覧車で、客を乗せおよそ60メートルの高さにあったゴンドラの扉が突然開いていたことがわかった。
「西武園ゆうえんち」の運営会社によると、今月19日、大観覧車の最上部高さ62メートル付近で、客の男女2人が乗ったゴンドラの扉が突然開いたという。乗客は内側から扉を手で押さえたまま地上に戻り、けがはなかった。
ゴンドラの扉は二重にロックされる構造で、設備に異常はなく、アルバイト係員2人が確認を怠り、確実にロックをしていなかったという。係員はトラブルを報告せず、28日、乗客からの電話で発覚したという。