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日経平均 “年末終値”は19年ぶり高値に

2015年12月30日 15:49
日経平均 “年末終値”は19年ぶり高値に

 30日の東京株式市場で日経平均株価の終値は前日比51円48銭高の1万9033円71銭。17日以来2週間ぶりに1万9000円台を回復して今年最後の取引を終えた。

 前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場が上昇した流れを引き継ぎ、30日朝の東京市場でも取引開始から買い注文がふくらんだ。

 また、外国為替市場で円相場が29日に比べて円安で推移したことから、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われ、日経平均株価の上げ幅は130円以上になる場面もあった。

 しかし、その後は日経平均株価が節目の1万9000円台を回復したことで、利益を確定する目的の売り注文も出た。

 日経平均株価は今年1年で1582円94銭、9%上昇。年末の終値としては、1996年(1万9361円35銭)以来の19年ぶりの高値となった。

 東証1部の売買代金は、概算で1兆6505億円。売買高は、概算で14億9001万株。