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深セン土砂崩れ 運営会社の幹部ら強制捜査

2015年12月29日 14:29
深セン土砂崩れ 運営会社の幹部ら強制捜査

 今月20日、中国広東省深セン(土へんに川)で起きた土砂崩れで、警察当局は28日、現場の運営会社幹部ら12人に対する強制捜査に踏み切った。

 深センで起きた土砂崩れでは依然、70人以上が行方不明だが、警察は28日、建設残土の処理場を運営する廃棄物処理会社の幹部や責任者ら12人に対する強制捜査に着手したと明らかにした。

 一方、土砂崩れの現場がある行政区の幹部が27日夜に飛び降り自殺していたことも明らかにされたが、関連はわかっていない。

 建設残土をめぐっては今年1月、環境評価の報告書で危険性が指摘されていたにもかかわらず、対応策を取らずに土砂崩れが起きた可能性がある。中国政府は「人災だ」として、徹底的に責任を追及する方針。