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京都・知恩院、和歌山・那智の滝で新年準備

2015年12月27日 20:22
京都・知恩院、和歌山・那智の滝で新年準備

 今年も残すところあと5日。各地で大晦日、新年の準備が行われている。

 京都の知恩院では、除夜の鐘の「試し撞き」が行われた。この大鐘は、高さ約3.3メートル、重さ70トンにも上り、日本三大梵鐘の一つとされている。寒空の下、17人の僧侶が、息のあった掛け声とともに豪快に鐘を撞くと、一足早く、師走の古都に荘厳な音が響き渡った。

 和歌山県那智勝浦町の世界遺産、那智の滝では、しめ縄の張り替え作業が行われた。那智の滝は熊野那智大社のご神体とされ、白装束にわらじ履きの神職たちが冷たい水の中に入り、川の流れに足を取られないよう慎重に張り替え作業を行っていた。