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死んだナベヅルから鳥インフルのウイルス

2015年12月22日 16:17
死んだナベヅルから鳥インフルのウイルス

 国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水市で、死んだナベヅルから鳥インフルエンザウイルスが検出された。

 鹿児島県によると、今月19日、出水市の出水平野で、死んだナベヅル1羽が回収された。鹿児島大学で遺伝子検査をした結果、A型の鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。

 現在、毒性の強い高病原性かどうかを調べる確定検査が行われていて、結果が出るまでには数日かかる見通し。

 環境省は、ナベヅルが回収された場所から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、監視を強化している。

 鹿児島県庁では22日朝、関係各課の職員が集まり、情報を共有した。

 鹿児島県自然保護課・長田啓課長「確定検査の結果、(高病原性)陽性になる可能性もあるので、陽性が出ても、しっかり対応できるように現場でのパトロールの強化などをしっかりやっていくことが重要」

 10キロ圏内では約130戸の養鶏場で500万羽が飼育されていて、県では異常の有無を確認し、ウイルスの侵入防止の徹底を呼びかけることにしている。

 環境省は、近隣の住民に対し、死んだ野鳥には触らないことや、野鳥のいる公園などではふんを踏まないよう注意を呼びかけている。