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OSK日本歌劇団「興味持ってもらいたい」

2015年12月10日 17:30
OSK日本歌劇団「興味持ってもらいたい」

 OSK日本歌劇団東京公演の製作発表会が10日、都内で行われ、同劇団員の桐生麻耶、舞美りらが出席した。

 OSK日本歌劇団は、1922年に大阪に誕生し今年創立93周年を迎えた少女歌劇団。投稿動画配信サービス「ニコニコ動画」内の再生回数が220万回以上を記録する大ヒット曲「カンタレラ」、「パラジクロロベンゼン」「サンドリヨン」から誕生したミュージカル「カンタレラ2016〜愛と裏切りの毒薬〜」を、来年2月18日から東京・銀座の博品館劇場で上演する。

 主人公のチェザーレ・ボルジアを演じる男役の桐生は、「(男性を女性が演じることで)生々しさがなくなり、美しい形になる。私はほぼほぼ(プライベートでも)男性に間違われるのですが、美しい形というのを意識したいと思う」と新たな取り組みを掲げる。
 チェザーレの妹、ルクレツィア・ボルジアを務める娘役の舞美は、「今回の公演を通じて、1人でも多くの方にOSKに興味を持ってもらいたい」と期待を寄せ、「少女歌劇ならではの美しい世界をお届けできたらなと思っています」と笑みを浮かべた。