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「ギョーザ女子」急増中!人気のワケとは

2015年12月9日 17:30
「ギョーザ女子」急増中!人気のワケとは

 実は今、ギョーザを気軽に楽しむ「ギョーザ女子」が増えているといいます。女性の心をつかむ新しいギョーザのスタイルとは―

■ギョーザを食べる頻度は?
 女性は普段どのくらいギョーザを食べているのでしょうか。街で尋ねてみると―

 「月2回とか3回くらいです。熱々の肉汁がじゅわ~っと出たかんじがおいしいです」「今日もお昼に食べました」「週1回は食べてるかな」「よく行きます。女の子たちで」

 こうしたギョーザ好きの女性が増え、今やギョーザ店で女子会が開かれるまでになっているといいます。

■お酒に合うギョーザを
 この夏、渋谷にオープンしたおしゃれなお店「GYOZA BAR(ギョウザバー)」。客の半数近くを女性客が占めるこのお店、なんとギョーザをワインやシャンパンと一緒に味わっているんです。ワインにあうワケは3種類のソース。「トマト&ジンジャー&ニンニク」「ハーブ&みそ」「黒ラー油」がありました。

 オーナーシェフによると、これらのソースは女性たちがワインやシャンパンで、会話をしながら飲んで食べてという姿をイメージして仕上げたそう。3種類のソースは味の特徴が「パンチ」「まろやか」「キレ」に分かれていて、いろんな味を楽しめるのが、女性にはうれしいところ。女子会やデートでにおいを気にせずにすむように、ギョーザにニンニクは入っていないそうです。ところで、この“ギョーザ女子”、どのくらい広がりを見せているのでしょう。オーナーシェフによると、女性一人でも訪れる人もいるそうです。

■新作は“ギョーザ女子”の投票で
 こうした女性向けのお店は、約2、3年前から増え始め、今年になって急増しているとのこと。そんな、お店の人気などをきっかけにギョーザを特集した女性誌や、女性によるギョーザ食べ歩きの本の出版が相次いでいます。また、あの「餃子の王将」では、常連さん限定のカードにハローキティバージョンを用意。ギョーザ女子ブームを後押ししました。

 東京・新宿区の「ダンジー餃子」では、ギョーザ女子の意見で、新メニューを決めたといいます。女性客限定の試食会を開いて、新作ギョーザの人気投票を行ったところ、「ラム肉」や「梅」「パクチー餃子」を抑えて1位になったのは「マグロのすきみ」。マグロという斬新さとヘルシーさが女性に受けたそうです。店主によれば、香りやうまみに敏感な女性に選んでもらうことで、ギョーザの新しい可能性が広がればとのこと。

 ギョーザ文化を変えてしまいそうな、ギョーザ女子パワー。来年も目が離せません。

詳細情報はOha!4ホームページをご覧下さい
http://www.ntv.co.jp/oha4/research/75486.html