「韓国のり」輸入枠、大幅拡大で合意
水産庁は韓国のりの日本への輸入枠を大幅に拡大することを発表した。
水産庁は、韓国と行っていたのりの輸入割当に関する協議で、割当の枚数を今後、大幅に増やすことで合意したと発表した。韓国のりの輸入枠拡大は韓国側が求めていたもので、協議は、今年の春から行われていた。
合意によると、来年から毎年の輸入割当枚数を徐々に増やし、10年後の2025年には今年の割当の2倍以上となる27億枚まで拡大する。
最近の実際の輸入枚数は割当を下回る水準で推移しているが、輸入枠の拡大をうけて今後、韓国のりの輸入が増えることが見込まれる。