「香典」「下着」追及 復興相「襟を正し」
8日、衆議院特別委員会の閉会中審査が行われ、高木復興相は、法律で原則禁止されているにもかかわらず選挙区内の有権者に香典を出していた問題で、改めて陳謝した。自らの辞任については否定した。
民主党・柚木道義議員「最大の復興の加速策は何だと思われますか?私は高木大臣が今すぐお辞めになることだと思いますよ」
高木復興相「お騒がせしていることは申し訳なく思っている。自身もさらに襟を正して、しっかりと政治活動、そしてまた復興大臣の仕事を全うしていきたい」
また、民主党の柚木議員は、約30年前、高木復興相が女性の下着を盗んだのを目撃したと話す人物と会い、その際に乗ってきた車のナンバーを聞いたとして事実関係をただした。
柚木議員「どう考えても怪しい。そこでとっさにこのアイロン台に(ナンバーを)控えたんですよ。『福井56 や 14-47』、このナンバープレートにご記憶ありませんか」
高木復興相「今おっしゃった車のナンバーについても記憶はございません」
高木復興相は、「すべて事実無根だ」と否定したが、民主党は引き続き追及する方針。民主党内からは「今、首を取らない方がいい。いたぶって、通常国会まで取っておいた方がいい」との声も上がっている。