×

違反で罰金 塩分取りすぎメニュー“警告”

2015年12月4日 15:48
違反で罰金 塩分取りすぎメニュー“警告”

 塩分の過剰な摂取を抑えるため、アメリカ・ニューヨーク市が一部の飲食店に対し、ナトリウム含有量が一定レベルを上回るメニューに「警告マーク」を表示するよう義務づけた。

 対象となるのは全米で15店舗以上を展開する外食チェーンで、アメリカの保健当局が1日の摂取量の上限として推奨しているナトリウム含有量2.3グラム以上のメニューに警告マークの表示を義務づけた。

 ニューヨーク市は、成人のナトリウムの平均摂取量は推奨される量より40%多いと指摘。塩分の取りすぎは高血圧や心臓疾患の危険性が高まるため、その抑制が目的だとしている。

 この警告マーク制度は全米初の取り組みで、来年3月以降、違反した場合は罰金200ドルが科せられる。