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山手線新型車両トラブル JR東日本が謝罪

2015年12月2日 22:58
山手線新型車両トラブル JR東日本が謝罪

 先月30日に営業運転を始めたJR山手線の新型車両でトラブルが相次ぎ、運転が見合わせになった問題で、JR東日本の冨田社長は2日、一連のトラブルについて謝罪した。

 冨田社長「投入初日にいくつか輸送面でトラブルが発生して、多くのお客さまにご迷惑をおかけしました。ご心配をおかけしたことを改めておわび申し上げます」

 山手線の新型車両「E235系」は先月30日、運転を開始したが、オーバーランなど3件のトラブルが相次ぎ、約8時間で運転が打ち切られた。原因は、新たに導入された列車を制御する装置「インテロス」のソフトの不具合とみられているが、JR東日本の冨田社長は、会見で「今も原因は調査中」だとして、当面、運転を見合わせる考えを明らかにした。

 今後については「原因を究明した上で対策を講じ、正しく機能することを確認した上で再投入したい」としている。