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新国立の整備費 都の負担400億円で調整

2015年11月29日 12:02
新国立の整備費 都の負担400億円で調整

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の整備費について、東京都が全体の4分の1にあたる約400億円を負担する方向で国と最終調整していることがわかった。

 新国立競技場は総工費を1550億円を上限とし、国は東京都に対して整備費の一部の負担を求めていた。

 関係者によると、総工費に設計などの関連費用を加えた約1600億円のうち、国が半分の800億円程度を、東京都とスポーツ振興くじがそれぞれ4分の1の400億円程度を負担する方向で最終調整していることがわかった。

 遠藤オリンピック・パラリンピック担当相と東京都の舛添知事は来月1日にも会談し、正式に方針を決定する予定。