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神城断層地震1年 住民の生活再建が課題に

2015年11月22日 15:41
神城断層地震1年 住民の生活再建が課題に

 去年11月に長野県北部で最大震度6弱の神城断層地震が発生してから1年となる22日、被災した住民による復興祈念行事が白馬村で行われ、村民など200人以上が参加した。

 白馬村・下川正剛村長は、今後も継続して復興に努めると挨拶した。

 去年11月22日の神城断層地震では、13の市町村で重軽傷者46人、住宅では全壊81棟、半壊や一部損壊も含めると2896棟に被害が出た。

 33棟の住宅が全壊した白馬村堀之内地区では、この1年間で9棟が再建し、今も作業が続いている。白馬村では20日時点で53世帯144人が自宅以外で暮らしていて、生活の再建が課題となっている。