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メバチマグロの漁獲可能量削減を決定

2015年11月18日 9:34

 ICCAT(=大西洋まぐろ類保存国際委員会)は17日まで開かれていた年次会合で、メバチマグロの新たな保存管理措置などを決めて閉会した。

 今回新たに決まった2016年から2018年のメバチマグロの総漁獲可能量で、日本の割り当ては2万3611トンから1万7696トンに減少する。

 日本の実際の漁獲量は、2014年の実績で1万3700トンであることから、漁獲可能量の減少による大きな影響はない見込み。

 また、東大西洋のクロマグロについては、昨年の合意にしたがって、漁獲可能量を来年は約2割増やすこと、西大西洋のクロマグロは昨年の合意にしたがって来年も同じ漁獲可能量を維持することが確認された。