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「伊方原発で重大事故」想定 国の防災訓練

2015年11月8日 19:22
「伊方原発で重大事故」想定 国の防災訓練

 愛媛県にある四国電力・伊方原発3号機の再稼働に向けた手続きが進む中、伊方原発での重大事故を想定した国の原子力防災訓練が8日、始まった。

 訓練は、震度6強の地震で伊方原発3号機の原子炉を冷やす機能が失われ、放射性物質が漏れ出すという想定で行われ、伊方原発では放水訓練やロボットの操作訓練などが行われた。

 愛媛県庁には災害対策本部が設置され、首相官邸やオフサイトセンターなどとテレビ会議でつなぎ、住民避難などについて確認した。また、現地の伊方町では、老人ホームの職員らが入所者役となり、福祉車両で避難する訓練などが行われた。

 伊方原発は東西に細長い半島の付け根に位置し、放射能漏れなどがあった場合、原発より西側の住民が孤立する恐れがあるため、9日は、住民が実際に民間のフェリーで大分県に避難する訓練も行われる。