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データ改ざん 釧路市「安全性に問題なし」

2015年11月7日 19:30
データ改ざん 釧路市「安全性に問題なし」

 北海道釧路市で6日、新たに市営住宅2件の杭(くい)打ちデータの改ざんが見つかった問題で、7日、住民説明会が行われ、市側は建物の安全性に問題はないと説明した。

 新たに改ざんが見つかったのは、釧路市興津の市営住宅「こうよう2」と「こうよう3」の2件。2件は2004年と2006年の新築工事で、それぞれ2本の杭打ちデータが同じだったことがわかった。

 釧路市は7日の住民説明会で、全ての杭打ち工事に市の職員が立ち会っていて、建物の安全性に問題はないと説明した。住民からは「地震が来ても大丈夫か」などの質問があり、30分ほどで終了した。参加した女性は「どうしてこのような問題が起きるのか不思議。本当にデータ流用だけなのかと思う」と話した。

 釧路市では、市営住宅と道営住宅合わせて5件にデータ改ざんが見つかっている。