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地方の独自商品約300点販売 都内百貨店

2015年11月5日 15:50
地方の独自商品約300点販売 都内百貨店

 東京都内の百貨店「西武池袋本店」であまり知られていない地方の伝統技術をいかした商品を販売するイベントが始まった。

 5日から始まったイベントには、百貨店の地方の店舗が独自に発掘したり開発したりした衣料品や、雑貨など約300点が集められた。会場には福井県名産・越前漆器の白檀塗りと呼ばれる技法を使ったスマートフォンのケースや、千葉県柏市で80年以上作られてきたビーズ製品などが並んでいる。

 今回の出展者の多くは実店舗を持っていないため、百貨店の持つ販路や集客力を生かし、消費者の声を店頭で直接聞くことで新たな商品開発に生かしたいとしている。この百貨店ではこうした取り組みを地方の活性化にもつなげたいとしている。