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子宮移植で大規模意識調査 賛成は約43%

2015年11月3日 22:11
子宮移植で大規模意識調査 賛成は約43%

 スウェーデンで、生まれつき子宮がない女性に母親などの子宮を移植し出産した例が報告される中、日本で研究を進めるチームが、子宮移植に関する大規模な意識調査を行い、結果が明らかとなった。

 調査は、慶応大学が日本の25歳~39歳までの女性およそ3700人を対象に行ったもので、3日午後開かれた子宮移植に関する市民講座で報告された。

 「子宮移植についてどう思うか」という質問には、「賛成」が約43%、「反対」が約9%、「どちらとも言えない」が約48%だった。

 さらに、子どもを授かる方法として子宮移植、代理母、養子制度のうちどれを支持するか尋ねたところ、約62%の人が「養子制度」と答え、「子宮移植」と答えた人は約30%、「代理母」と答えた人は約8%だった。

 国内では、約7年前から子宮移植の研究が行われていて、研究チームの慶応大学・木須医師は、「子宮移植についてさらに社会へ情報を提供し、議論を重ねる必要がある」と話した。

 また、講演では、生まれつき子宮がない「ロキタンスキー症候群」の患者の女性が、子宮がなく子どもを授かることができないつらさや、国内での子宮移植が実施されることへの期待を話した。