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日経平均147円高 1万9千円台を回復

2015年10月30日 16:16
日経平均147円高 1万9千円台を回復

 10月30日の東京株式市場で、日経平均株価は値を上げ、約2か月ぶりに1万9000円台を回復した。日経平均株価の終値は前日比147円39銭高の1万9083円10銭。

 前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場が値下がりしたことなどから、30日朝の東京株式市場は売り注文が先行した。しかし、外国為替市場で円相場が一時、1ドル=121円台まで円安ドル高に進んだことから、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われ、株価は上昇に転じた。

 注目された日銀の金融政策決定会合で、金融政策は現状維持となったが、会合まで取引を控えていた投資家の買い注文が次第に膨らみ、平均株価は260円あまり値上がりする場面もあった。

 東証1部の売買代金は、概算で3兆1519億円。東証1部の売買高は、概算で26億6855万株。