早くもお正月恒例の「福袋」が登場した。今年は「もの」より「こと」を重視した体験型の福袋を充実させているという。

　流通大手イオンでは２６日、千葉市のイオンモール幕張新都心で年末年始商戦の発表会を行い、例年より１日早く、福袋をお披露目した。

　「結婚式福袋」（２０１万６０００円・税別）は指輪から、結婚式、新婚旅行までがセットになっている。また、焼き物で有名な愛知県瀬戸市への旅行と、飼い猫をモデルにした焼き物作り体験がセットになった「招き猫福袋」（１０万円・税別）なども並んだ。最近は人気となっている「体験型」の福袋に力を入れているという。

　来年の三が日はちょうど金・土・日曜日にあたり、正月休みが短い人もいることから、短期決戦を見込んで早めからアピールしていきたいという。福袋は一部の商品をのぞき、来年１月１日から販売が開始される。