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東京五輪向け 水上バス事故想定の救助訓練

2015年10月20日 22:46
東京五輪向け 水上バス事故想定の救助訓練

 東京オリンピック・パラリンピックに向け、海上の交通量増加に伴い船の事故も増える可能性があるとして、海上保安庁などが20日、水上バスの衝突事故を想定した救助訓練を行った。

 訓練は、水上バスが東京港で台船と衝突し、多数のけが人が出たという想定で行われた。通報を受けた海上保安庁や東京消防庁の職員が水上バスに乗り込み、けが人の優先度を判定するトリアージを行った。また、スマートフォンで救助の様子を撮影する人などに対応しながら、重傷と判断したけが人を船で陸上まで搬送した。

 海上保安庁は今後もこうした訓練を行い、事故の際、警視庁や消防とスムーズに連携をとれるようにしたいと話している。