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「ダイソー」マニキュアから発がん性物質

2015年10月19日 12:06
「ダイソー」マニキュアから発がん性物質

 100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業は、販売していたマニキュアの一部商品から発がん性物質が検出されたため、自主回収すると発表した。

 大創産業は今年8月に発売したマニキュアの「エスポルールネイル」(税込み108円)148商品のうち、26商品から国内で配合してはならない発がん性物質「ホルムアルデヒド」が検出されたため、販売を中止したと発表した。これまでに健康被害の報告はないという。

 これまでの検査で、「ホルムアルデヒド」が検出された26商品約110万点は自主回収し、購入者には返金するとしている。今月中に全商品の検査を終え、検出されなかった商品の販売は続ける方針。

 この商品は大阪市の製造販売会社「セントラル・メディック」が中国の工場で製造し、発売後の自主検査で判明した。詳しい原因については調査中。大創産業は「多くのお客様、そして関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしました」と謝罪している。

 問い合わせ先:0120-928-342(午前9時~午後6時日曜・祝祭日のぞく)