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走裕介、目指すは「カバーアルバムの制作」

2015年10月17日 19:19
走裕介、目指すは「カバーアルバムの制作」

 演歌歌手の走裕介(41)が17日、東京・大手町の飲食店「全や連総本店 東京」でファンイベントを開催した。

 3月に発売したシングルの楽曲「昭和縄のれん」が焼き鳥店を舞台にした楽曲のため、全国の焼き鳥が楽しめる同店に購入者から抽選で選ばれた50人を招待。同曲など5曲を披露したほか、じゃんけん大会や写真撮影などでファンと触れ合った。

 2年ぶり7回目のファンイベントで「お客さんの喜んでいる顔を近くで見られてうれしかったです」と笑顔。楽曲の世界観にぴったりの会場で、「焼き鳥の香りがする中なので、より歌の説得力がある。曲との相乗効果があったと思います」と語った。

 師匠に当たる作曲家の船村徹氏、船村氏の息子の蔦将包氏(つた・まさかね)以外の楽曲でシングルを発表したのは今回が初めて。
 「そこがひとつの大きなポイントになりました。新たな挑戦、新たな道に進ませていただいている1年かな。新たな道を歩みつつ充実した1年」と成長を実感しつつ振り返った。
 
 「全国を回って名前を覚えてもらいつつ、認知してもらえるように努力したい」と知名度のさらなるアップを当然の課題として意識し、今後の目標は「カバーアルバムの制作」。
 「昭和に作られた歌には、平成の歌にはない力がある。昭和の名曲を歌って商品にできるようにしたい。自分でデモテープを作って売り込んで、やっていこうかな。曲も作っているので、(デビュー)10周年のときにはそれをなんとかしたいかな」と広がる夢を語った。