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スーパーカミオカンデの街で祝福の垂れ幕

2015年10月7日 14:20
スーパーカミオカンデの街で祝福の垂れ幕

 ノーベル物理学賞の受賞者が東京大学宇宙線研究所・梶田隆章教授に決まったことが発表されてから一夜明けた7日、梶田教授の観測施設「スーパーカミオカンデ」がある岐阜県飛騨市では、市役所にお祝いの垂れ幕が取り付けられた。

 飛騨市役所では7日午前11時、ノーベル物理学賞の受賞決定を祝う垂れ幕が取り付けられ、市民から歓声が上がった。井上久則市長は、「市民の誇りであり、大変な名誉であると感じております」とコメントしている。また、市民からは「名誉なこと」「誇りですよね」といった祝福の声が聞かれた。

 飛騨市神岡町にあるスーパーカミオカンデを使ったニュートリノの研究で梶田教授の受賞が決定したことを受けて、飛騨市内の会社では、垂れ幕を作る作業が急ピッチで行われた。観測施設を使った研究では、2002年の東京大学・小柴昌俊特別栄誉教授に続く受賞となる。