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由紀乃、恩師の墓前でさらなるヒット誓う

2015年9月26日 17:39
由紀乃、恩師の墓前でさらなるヒット誓う

 演歌歌手の市川由紀乃(39)が26日、神奈川・川崎の「春秋苑」を訪れ、2006年9月26日に肝不全のため亡くなった恩師で作曲家の市川昭介さん(享年73)の墓前で手を合わせた。

 由紀乃は16歳の時に「ルックルックこんにちは 女ののど自慢・女子高校生大会」に出場。当時、審査員を務めていた昭介さんが歌唱力を認めたことがきっかけで市川門下に入り、師匠の名字をもらって芸名をつけた。
 この日が恩師の命日にあたり、墓前で発売中の楽曲「命咲かせて」のさらなるヒットを誓い、「市川先生、これからもぜひ私のことを見守っていてください」とお願いした。

 由紀乃にとって恩師が手がけた最後の楽曲は「海峡出船」(2006年10月リリース)。
 「きょうは『これからも先生からいただいた作品を大事に歌い続けていきます。先生、ときどきは天国から叱ってくださいね』とお伝えしました。一時、活動を休止していて、『海峡出船』を先生からいただいた当時は、活動を再開したばかりで不安なことがいっぱいありましたが、今は不安なことがなくなり、お仕事がとても楽しく充実しています。そんな時期に、先生に新曲のことなど近況をご報告できて本当によかったなと思います」と、しみじみ話した。