演歌歌手の水森かおり（４２）が２５日、東京・中野サンプラザで「２０周年記念メモリアルコンサート〜歌謡紀行〜」を開催。本番前に取材に応じた。

　１９９５年のデビュー以来恒例となっているコンサートで、きょうから歌手活動２１年目に突入する。
　過ぎた日々を「ありきたりですけどあっという間」と振り返り、「大きな舞台に出てからの１２年はあっという間に感じますし、幸せな２０周年が過ごせるのは幸せだと思います」と納得の笑顔を見せた。

　千葉、福岡、沖縄など、残り７県のご当地ソングを歌えば全国制覇達成となる“ご当地ソングの女王”。今後の目標もしっかりで、「５年後までには（全国）制覇していたいですね」と、女王の座はゆるぎない。
　「あまり目標は立てませんが、２５周年に向けての第一歩。そのために１日１日の積み重ねが大事になると思うので、充実した毎日を送れたらと思います」と心構えを明かした。

　２４日に胆管がんのため亡くなった川島なお美さん（享年５４）に話が及ぶと、直接親交はなかったとしながらも、「びっくりしました…」とポツリ。「キチンと笑顔で取材に対応されている姿を、テレビを通じて拝見して、プロ意識の高い方だと思いました。かっこいいですよね」とたたえた。

　本番では２２００人のファンへ「大和路の恋」など全２９曲を披露した。