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川島なお美さんが無言の帰宅 夫と共に

2015年9月25日 13:51
川島なお美さんが無言の帰宅 夫と共に

 胆管がんのため54歳で亡くなった女優の川島なお美さんが25日、夫と共に無言の帰宅を果たした。

 25日午前1時半すぎ、自宅に戻った川島さん。夫でパティシエの鎧塚俊彦さんは、憔悴(しょうすい)しきった様子で「後日あらためて対応します」と報道陣の問いかけに答え、自宅に入った。

 川島さんは24日午後7時55分、胆管がんのため、亡くなった。54歳だった。

 夫の鎧塚さんが自身のフェイスブックで、コメントを発表した。「本日19時55分、妻なお美が他界致しました。一週間前まで舞台を勤め、そして最後の最期まで女優として、女房として、人として全力で生を全う致しました。なお美を支え応援して下さった皆様方には心より御礼申し上げます。息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした。本当に立派でした」とつづられている。

 川島さんは、青山学院大学在学時、歌手としてデビュー。ドラマ「失楽園」をはじめ、数多くの映画などに出演してきた。2013年、「肝内胆管がん」が見つかり、2014年1月には12時間に及ぶ手術を受けていた。

 その後は回復をアピールしていたが、今月7日イベントに出席した際には、ファンから「痩せたんじゃない」と言われたことに対し、川島さんは「全然やせてない。マネジャーが『なお美さん、よく食べますね』と逆に食べすぎなのを心配していた。それに比べたらちょっと食が細くなったかもしれませんね」と応じていた。また、「2キロ・2キロのダンベルを買って、ダンベルを持ちながらの発声練習をやりましたね。本当に体力勝負なんで。皆さんに『激やせ』とか言われてる場合じゃないんですけれども、とりあえず舞台を見てくれた方は皆さん、感心してくれてる」などと話していた。

 以前よりも痩せた姿が心配されていた川島さん。そして先週には、自身が出演していた舞台の降板を発表していた。

 川島さんの通夜、告別式は未定という。