“シリア難民”救済4億8千万円資金協力へ
外務省は中東のシリアなどからの難民や移民が増えている事態を受け、多くの難民を受け入れているレバノンなどに対し、合わせて約4億8000万円の緊急無償資金協力を行うと発表した。
中東のシリアなどでは情勢の不安定化に伴い、ヨーロッパへの難民や移民が増加している。
この事態を受け、外務省は100万人以上の難民を受け入れているレバノンに対し、シリア難民の自立支援などのため、国際機関を通じて約2億4000万円の緊急無償資金協力を行うことを決めた。
また、難民や移民の移動ルート上にあるセルビアやマケドニアなどに対し難民・移民の受け入れ施設の整備や食料・医療支援などのため、国際機関を通じて約2億4000万円の支援を行う。
支援額は合わせて4億8000万円に上る。