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小泉訪朝13年「一日も早く」拉致家族会見

2015年9月17日 15:23
小泉訪朝13年「一日も早く」拉致家族会見

 2002年の日朝首脳会談で北朝鮮が日本人の拉致を認めてから13年となる17日、拉致被害者の家族らが会見を行い、早期解決を訴えた。

 北朝鮮は、2002年の日朝首脳会談で初めて日本人の拉致を認め、曽我ひとみさんら5人が帰国したが、それ以降、被害者は一人も帰国していない。家族らは、被害者全員が一刻も早く帰国できるよう、改めて政府に強い対応を求めた。

 拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表(77)「とにかくどうやったら助かるのかを先に考えていかないと、だんだん遅くなる。まだまだ時間がかかってしまう」

 横田めぐみさんの母・横田早紀江さん(79)「『今日助けてあげれば明日は日本で一日でも生きていられるのに』と、私はいつも言ってる。本当にもう一日も早く日本に皆を連れ戻してあげたい」

 拉致被害者らをめぐっては、北朝鮮が特別調査委員会を設置してから1年以上が過ぎたが、いまだに進展のない状態が続いている。