８日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、終値は前日比４３３円３９銭安の１万７４２７円０８銭だった。

　日経平均株価は取引開始直後に上げ幅を１００円以上に拡大する場面もあったが、取引が一巡した後は下げに転じ、２月３日以来、約７か月ぶりの安値をつけた。

　８日朝に発表された４月～６月のＧＤＰ（＝国内総生産）の改定値が見た目ほど良くないとの見方が徐々に広がり、売り注文につながった。また、８日に発表された中国の８月の貿易統計で輸出入が大きく落ち込んだことが明らかになり、売り注文に拍車がかかった。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆２７４１億円。売買高は、概算で２２億３４７７万株。